先日に続いて新作の映画を観てきました。この作品は冷戦時代にアメリカとソ連がロケット打ち上げで競い合っていた時代を描きます。1960年代に月面着陸を目指す国家的プロジェクト=アポロ計画を始動させるも失敗続きのNASAはソ連との宇宙開発競争に後れを取っていました。ベトナム戦争への関心が高まり、国民の月に対する興味が薄れていく中で㏚マーケティングのプロ・ケリーがNASAに雇われて国民への関心を高めるよう仕組んでいきます。アポロ1号から携わる発射責任者のコールはケリーのやり方に反発を覚えますが結果的に㏚は成功して国民の期待は膨らんでいくのでした。順調に発射準備が進み、コールとケリーの距離も近づく中、裏では月面着陸のフェイク動画を極秘に制作していて…という感じで物語が進みます。
先週観た映画同様にこちらも予想以上に楽しめました。予告で見かけて何となく観てみたのですがポップでテンポがよく、コメディとリアリティの塩梅がちょうどよくてクスっと笑える作品でした。僕らの親世代は発射の中継?をリアルで映像を見ていたと思いますが我々の世代は恐らく陰謀論的な番組で見る機会が多かったのではないでしょうか(笑)当時はそう言われると確かに疑わしいかも…とこれに限らず陰謀論的な番組を結構楽しんで見てましたね。
そういう意味ではどちらの世代にも懐かしさを感じる、そして若い世代には逆に新しくて意外と新鮮な気持ちでも観られる作品なんじゃないかと思います。映画本編ではその陰謀論をコメディタッチで描いていますが真実は…信じるかどうかは貴方次第です(笑)
Source: KONの徒然日記 新館
Post source:フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン in 109シネマズ湘南